台風被害

台風15号の被害は福島県でも大きかった。
小生の家は浸水するような場所ではないので実感がなかったのだが、翌日のニュースで被害の実情を知って驚いた。小生の住む市でも低地や窪地では床上浸水した地域が発生し、仮設住宅も浸水してしまうという震災被害者が二重に苦しんでしまうという状況にもなっていた。
小生の母親の実家(叔父叔母の家)が隣の村にあるのだが、1階が水没してしまった。以前からたまに浸水する地域ではあるのだが、今回はこれまでで一番ひどい浸水だったらしい。何年か前に堤防が整備されて今回の台風も大丈夫だろうと思っていたそうだが、震災で堤防に影響が出ていたみたいで大きな音とともに急に決壊して浸水してしまったということである。幸い人的被害はなかったが急に水が上がって来たので1階の家財道具はほとんど駄目になってしまったそうだ。車だけは何とか移動できたそうであるが、何ともやりきれないことである。
最近の台風には動きがおかしいものがあるので、気象兵器が使われているのではないかという説もある。どこかの勢力が操作しているのか、それとも放射能を洗い流そうと大いなる意志が働いているのか。どちらにしても庶民は翻弄されるだけなのだろうか。

台風

本州に上陸した台風15号はとりあえず太平洋に抜けたようで、しばらく前からうちの方も風雨は収まっている。19時過ぎに避難勧告のエリアメールが届いたので、びっくりしたのだが、東北の方は思ったより被害は少なかったのだろうか?夜中なので各地の被害状況はよくわからないのだが、少なかったことを祈りたい。
しかし、台風では避難勧告ができるのに、なぜ原発事故の時にはできなかったのだろう?名古屋では今回の台風で100万人以上の人に避難勧告を出した。他の地域も含めると百数十万人にもなるだろう。福島県の人口は200万人強である。会津方面を除けば170万人くらいだ。どうして原発が爆発した時に避難勧告しなかったのだろう。
放射能は目に見えないからなのか、福島と名古屋では重要度が違うからなのか、それとも何かの利権がらみなのか、今更どうしようもないのだが。
避難勧告も為政者の考え次第なのだとすると、その為政者を選んだ自分達にも責任はあるわけで、結局は自業自得ということなのだろうか。

ワクチンに気をつけろ

先日、子宮頸がんワクチンを接種した女子中学生が、接種2日後に死亡していたことが分かったとの報道があった。

http://mainichi.jp/select/science/news/20110913k0000m040119000c.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110913/t10015561371000.html

各種ワクチンの危険性を指摘する声はずっと前からあり、特に最近接種がやたら推奨されている子宮頸がんワクチンの危険性と言うか、悪質性への警告は多く上がっているのだが、これはやはりネットの一部だけで一般には全く浸透していないようだ。このケースについても「接種との因果関係が認められない」ということで、これからも大々的に接種が進められてしまうのだろう。

まだ残暑が厳しい日々なので、冬のことなど考えている人は少ないだろうが、これからの冬のインフルエンザの流行は、ワクチン禍も含めて大変なことにならないかと心配である。
ご存知のように放射線被曝の大きな影響として免疫力の低下がある。すでに東北、関東の子供達に免疫力の低下による疾患が増えているのではないかという指摘は、放射能関連のブログやツイッターをチェックしていると少なからず見かけることがある。
西日本の方でもあるので考え過ぎかもしれないが、ここ数日、運動会の練習などで小中学生が多数熱中症で倒れたというのも、この半年の被曝によって子供達の抵抗力、基礎体力が弱っているということも一因として考えられないだろうか?
インフルエンザに話を戻すと、今年は日本で、それも東北、関東を中心にインフルエンザが猛威をふるうのではないかと思う。インフルエンザ本体も恐いが、インフルエンザの流行前に、インフルエンザワクチンを打った際の副作用による被害が大きく出るのではないかと心配だ。免疫力の低下によって、ワクチン接種による死亡も増えるのではないだろうか。
そうならないことを願うのみだが、もし明らかに今冬のインフルエンザのワクチン禍、インフルエンザに起因する死亡者が増えたとしても、放射能被曝との因果関係など語られることさえないだろう。
放射能被曝による癌対策としての乳酸菌摂取を呼び掛けて来たわけだが、癌の前にインフルエンザ対策としての免疫力アップが重要かもしれない。すでに豆乳ヨーグルトや乳酸菌風呂で免疫力アップを実践している人は大丈夫だろうが、自分からワクチン接種などで危険を呼び込むようなことはしないよう注意喚起したい。
なお、ワクチンの危険性については以下のサイトに詳しいので、興味のある方は一読を。

http://thinker-japan.com/vaccine.html

乳酸菌の有効性はこの冬に大きく実証されるかもしれない。
乳酸菌液に懐疑的な人も、免疫力を上げる方法、食品は他にもたくさんあるので、今から自己免疫力の向上に取り組んで欲しいと思う。

死の町

福島第1原発警戒区域内を視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と述べたことなどで、鉢呂経済産業相が辞任した。報道陣の一人に防災服をすりつける仕草をして「放射能をつけた」というような発言をしたとのことで、どっちの発言がより責任を問われたのかは知らないが、「死の町」という表現はその通りで、これで辞任を迫る方がおかしいのではないか?
食品の放射能汚染についてもだが、日本では本当のことを言うと責められる。原発安全神話からそうだったわけだが、日本では放射能の真実を話すことは今でもタブーだと言うのか。
土壌中の放射性セシウムの実測値も出て、かなりの広さの場所が百年単位で人が住めないことはとっくにわかっているはずだ。除染すれば戻れるとか、住み続けられるとか、甘い希望を持たせる方が罪は重いのではないのだろうか。
住めない地域の人には、きちんとした謝罪と補償を行って、故郷は捨ててもらう。これは政治の責任である。これはもちろん途轍もない責任を伴う厳しいものであるから、誰もやりたくはないだろうが、このまま先送りするばかりでは避難している人は戻れるかもと新しい生活、人生に踏み出すこともできずに時間を空費し、本当なら避難しなかればならない場所に残っている人はいたずらに被曝を続け、行く行くは病人、死人が続出することになるだろう。
前から政治には期待するなとは書いているのだが、最近の除染で何とかなりそうという報道の雰囲気作り、行政の動きは危険すぎる。自分が病気になったり周囲で病人が出始めてからでは遅すぎるのだ。

仏の顔も

日本人は2度、3度痛い目に遭わないと物事を理解できない人種なのかもしれない。
太平洋戦争でも、3月の東京大空襲で10万人もの一般人が虐殺されれば、もう白旗上げてもいいようなものを、その後の沖縄戦、広島、長崎の原爆投下、もちろんそれ以外にも多くの空襲で、軍人以上に一般国民が犠牲になった。
小生の伯母さんも学徒勤労動員されていた工場が空襲に遭い亡くなったそうである。父親である小生の祖父はリアカーで遺体を引き取りに行ったということであるが、どんな気持ちだったのだろうか。いつだって犠牲になるのは一般庶民だ。
福島第一原発の事故は広島原爆で放出された何十倍、人によっては何百倍もの放射性物質がまき散らされているというのに、もうすっかり事故は終わったどころか、なかったような今の日本である。
福島第1原発作業員が急性白血病で死亡してもテレビでは報道もされず、紙媒体では「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」という東電の発表をそのまま小さく載せるだけである。
ちょっと前に福島の子供の尿から放射性セシウムが検出されたという報道があったが、2ヶ月後に再調査したところ、他県に避難しなかった1人で数値が減少せず、微増したというニュースは全然見ない。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011090700781

どうしてこんな重大で深刻な状況が報道されないのであろうか。
このような原発事故にネガティブな情報は無視され、実際はどうかわからないのに、経済活動、日常生活に支障が出るということで原発再開を推し進めるべきというような報道ばかりがなされる。
恐ろしい国である。

除染

最近、児玉龍彦東大教授がテレビによく出るようになった。
7月27日に衆議院厚生労働委員会で怒りの答弁をした時には、ユーチューブなどの映像とともにネットでは大きな話題となったが、テレビは無視していたはずだ。今ごろになってその時の映像とともに児玉教授を放射能汚染と真剣に戦う正義感あふれる学者と紹介している。
小生は別に児玉教授を批判的に見ているわけではなく、数少ないまともな学者の一人と尊敬している。
ただ、厚生労働委員会での怒りの答弁から1ヶ月以上もたってはインパクトは弱くなってしまっているし、児玉教授が取材されているのは「放射性物質の除染」にからんでなのである。
そして、野田首相が8日にも福島県を訪問し、国の責任で放射性物資の除染に取り組む決意を伝えるというような報道がされている。除染をすれば被曝の心配は大幅に減少し、「今でも大丈夫だが、より安心して住み続けることができる」という雰囲気を作ろうとしているように見える。児玉教授は除染すれば大丈夫という雰囲気作りに利用されているだけのように思う。どうあっても福島県民を避難、疎開はさせない方針なのだろう。
いまだに福島第一原発からは放射性物質が放出され続けているというのに、除染はどれほど有効なのだろうか。もちろん「点」で放射線量を低くすることはできるだろうが、それを「面」にまでするにはどれほどの作業、時間、お金が必要なのだろうか。避難した上での除染作業ではないのだから、結局は被曝を続ける結果になるだけなのではないだろうか。
小生はとっくに行政には何も期待はしていないのだが、被曝状態の固定化が進む一方なのは、悲しく、恐ろしいばかりである。

乳酸菌風呂

先日また乳酸菌風呂を作った。
今回は8Lと4Lの黒砂糖で拡大培養した乳酸菌液と散布用にストックしていた分も少し加えて約12.5Lくらい投入した。このくらい濃いと初日はかなりいい感じだった。
2日目もまずまずだったのだが、3日目には臭いが微妙になってしまった。4日目にはもっと臭いがひどくなってしまったので、結局3回で終了としてしまった。
うちの風呂は給湯のみなので、毎回残り湯をバケツに数杯捨てて(家の周りに撒いたりしている)新たにお湯を足しているのだが、それで薄くなってしまうのがダメなのか、浴槽では空気に接する面積が広いので雑菌が繁殖しやすいのか、何とも難しい。