何様のつもりだ

相変わらずロクなニュースがないのだが、新しく復興担当大臣となった松本某にはマジギレだ。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202671.html

何だあのサッカーボールを蹴る陳腐なパフォーマンスは。達増さんもつまらんことに付き合うなよ。「被災地をなめてるのか!」とボールを顔面にぶつけてもいいくらいだ。
九州人だから東北の地理がわからんって、これまで3ヶ月以上も防災担当相として復旧、復興に関わっていたんじゃないのか?今ごろ何言ってんだ。
「知恵を出したところは助けるけれど、知恵を出さないところは助けない。そのくらいの気持ちを持ってやらないといけない」、「甘えるところは甘えてほしいが、突き放すところは突き放す」だと、これまでまともな対応もとってないくせに何を言ってるんだ。震災後の対応のまずさ、遅さのために何人の人が死んだんだ。自殺者がどれだけ出てると言うんだ。まずは最初にこれまでの失政を謝るべきじゃないのか。
岩手、宮城、福島の人間は激怒しなければいけない。被災地の国会議員もそうだ。不信任、問責レベルの話だろ。当然首相の任命責任も問われなければならない。小沢さん、これでも動かないのか?こんな馬鹿どもをいつまでほうっておくのか?
国政がダメで自助努力が必要だと言うなら、お前らいらないよ。復旧、復興に必要だと言われる数十兆の金だけよこせ。あとはこっちで勝手にやるから。

今日の「Mr.サンデー」でもやっていたが、日本人は大災害、大事故に遭ってもパニックにならない、冷静でいられる稀有な国民だと。震災後のこう言った報道は、日本人のモラルの高さとか、美徳として報道されているわけだが、これは日本人が世界で最も退化した民族なのではないかと思うようになった。動物は危険を察知する能力、危険を回避する行動を自然ととるわけで、人間も動物であるから、野生の動物とは比べられないものの、そう言う行動をとるのが自然だろう。
しかしながら、日本人は長い平和と安全神話によって危険を察知する本能がなくなってしまったのではないだろうか。津波の犠牲者の中にだって、巨大な堤防を過信したり、それ以前に津波の大きさを過小評価して逃げ遅れたり、逃げもしなかったり、あげくは津波見物をしようとして予想以上の津波に飲みこまれてしまった人もいたのではないのか?
震災後も国はすみやかに被災民を助けてくれるものだろうと思っていたことだろう。他国での災害では日本は迅速に救助隊を出したり、援助をしたりしていた。場合によっては相手国の受け入れが遅過ぎると言うこともあった。
しかし、いざ自国で起こった時にはどうだったのか。災害の規模が大きすぎると言う向きもあるが、それにしてもひど過ぎるだろう。原発事故対策に至っては何をか言わんやである。
今の日本は滅んで、新しく再生して欲しいのだが、放射能は若い世代ほど甚大な影響を及ぼしてしまう。ただでさえ少子化で若年層の人口は少ないのだ。十数年後、日本という国はなくなっているかもしれない。日本の国土は国連の管理下におかれているかもしれない。日本人は世界各地に散らばり生き残るだろうが、民族意識の低くなった今の日本人は、日本民族として生き残ることはないかもしれない。その土地土地で同化し、数十年後には日本人は放射能に絡めて語られるだけになっているだけかもしれない。

しかしそんな先のことを心配しても仕方ない。今は目の前の放射能と暑さだ。この暑さでさすがに窓を閉め切る状態ではいられない。放射能を恐れるあまり熱中症などで死ぬわけにもいかんのだ。
乳酸菌で免疫力を上げて、クソな連中より長生きせねば。